特定技能1号43.2万人、見込数の53.6%|分野別の充足率と外食98.6%
要点3行
- 入管庁の資料(令和8年7月末・速報値)で、特定技能1号は43万2,016人。受入れ見込数に対する充足率は53.6%。
- 外食業は98.6%、飲食料品製造業は76.3%、建設は68.9%、介護は64.2%。宿泊は18.7%にとどまる。
- 受入れを考える分野の充足率と年間増加数を見て、採用計画と在留期限の管理を早めに見直したい。
元になった報道・発表:出入国在留管理庁「特定技能1号の受入れ見込数及び在留者数について(令和8年7月末時点・速報値)」(出入国在留管理庁、2026年10月6日)/出入国在留管理庁「特定技能制度」更新情報(2026年10月6日 特定技能1号の分野ごとの受入れ見込数や在留者数等を更新)(出入国在留管理庁、2026年10月6日)
何があったか:特定技能1号の分野別の受入れ見込数と在留者数
特定技能1号の受入れ見込数とは、分野ごとに定められた、受入れの上限の目安となる人数です。出入国在留管理庁の特定技能制度のページによると、この見込数と在留者数をまとめた資料が2026年10月6日(令和8年10月6日)に更新されました。
出入国在留管理庁の資料(令和8年7月末時点・速報値)では、特定技能1号の在留者数は43万2,016人です。現在の受入れ見込数は2026年1月23日(令和8年1月23日)の閣議決定によるもので、2029年3月(令和11年3月)までの合計は80万5,700人。見込数に対する充足率は53.6%です。2025年7月末からの年間増加数は8万9,093人とされています。
主な分野の数字は次のとおりです(在留者数、受入れ見込数、充足率の順)。
- 外食業:4万9,290人、5万人、98.6%
- 飲食料品製造業:10万1,922人、13万3,500人、76.3%
- 建設:5万2,366人、7万6,000人、68.9%
- 介護:8万1,436人、12万6,900人、64.2%
- 農業:4万4,952人、7万3,300人、61.3%
- ビルクリーニング:1万514人、3万2,200人、32.7%
- 工業製品製造業:6万3,032人、19万9,500人、31.6%
- 宿泊:2,771人、1万4,800人、18.7%
- 自動車運送業:703人、2万2,100人、3.2%
2026年1月に追加された物流倉庫と資源循環は、在留者数がまだ記載されていません。
現場への影響:分野で違う「残りの枠」と店長・人事の確認点
- 外食業は見込数にほぼ達しています。 充足率は98.6%で、年間増加数は1万2,107人です。新しい受入れの扱いは外食業の特定技能の審査状況の記事で整理しています。
- 食品工場や介護も増えています。 飲食料品製造業の年間増加数は1万5,567人、介護は2万4,402人です。充足率が高い分野では、今後の受入れの判断に影響が出る可能性があります。
- 宿泊の充足率は低めです。 宿泊の充足率は18.7%で、年間増加数は1,341人です。
- 示されていないこともあります。 この資料は速報値で、定着率や離職の状況、今後の受入れ停止の見通しは示されていません。
6月末の総数と2号の人数は特定技能44.4万人の記事にまとめています。
明日からできること:特定技能の採用計画のチェックリスト
- 自社が受け入れている分野の充足率と年間増加数を、出入国在留管理庁の資料で確かめる。
- 特定技能のスタッフ一人ひとりの在留期限と更新の時期を一覧にしておく。
- 採用予定者の分野と業務区分が、雇う予定の仕事と合っているかを確かめる。
- 充足率が高い分野で受入れを考えるときは、地方出入国在留管理官署や分野の所管省庁の窓口に、申請の状況を早めに問い合わせる。
- 登録支援機関に頼んでいる場合は、支援の内容と次の更新の段取りを確認しておく。
YOLO BRIDGE の視点
分野ごとの充足率を見ると、受入れ見込数に近づいている分野と、まだ余裕がある分野の差がはっきりしてきたと私たちは受け止めています。上限に近い分野では、新しく人を迎えるより、いま働いている人に長く続けてもらうことの重みが増すとみられます。ただ、資料が示すのは人数と充足率で、職場での定着の状況は出典では示されていません。
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よくある質問
特定技能1号の受入れ見込数とは何ですか?
2026年7月末の特定技能1号の人数は?
充足率がいちばん高い分野はどこですか?
出典:出入国在留管理庁(2026年10月6日)/出入国在留管理庁(2026年10月6日) ※事実関係は各出典でご確認ください。
