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ニュース解説

JLPT12月試験が全レベル締切|特定技能・育成就労はJFT-Basicも可

2026年10月22日ニュース解説
特定技能育成就労日本語能力外国人雇用

要点3行

  1. JLPTの令和8年12月試験は受験希望者が多く、受付期間の終了前にN1〜N5の全レベルが締め切られたと入管庁が10月5日に案内した。
  2. 特定技能1号と育成就労の在留申請では、JLPTのN4やN5の代わりに、JFT-BasicのA2.2やA1の合格でも日本語の要件を満たす。
  3. JFT-Basicは基本的に全国11か所で毎月複数回行われる。採用予定者の受験計画を、JLPTだけに頼らず組み直しておきたい。

元になった報道・発表:出入国在留管理庁「JLPT(N4・N5)受験申込みを検討中の方へ JFT-Basicの活用をお勧めします。」(2026年10月5日掲載)(出入国在留管理庁、2026年10月5日)/日本語能力試験公式サイト「日本語能力試験以外の日本語試験について」(2026年9月28日)(日本語能力試験(国際交流基金・日本国際教育支援協会)、2026年9月28日)/出入国在留管理庁「育成就労制度Q&A」(2026年10月15日更新)(出入国在留管理庁、2026年10月15日)

何があったか:JLPT12月試験の締切とJFT-Basicの案内

JFT-Basic(国際交流基金日本語基礎テスト)とは、日本での生活場面で必要な日本語の力を測る試験です。出入国在留管理庁の案内によると、特定技能制度と育成就労制度の創設にあわせて開発されました。

出入国在留管理庁は2026年10月5日(令和8年10月5日)、このJFT-Basicの活用を呼びかけるチラシを、特定技能制度と育成就労制度のページに掲載しました。チラシは、日本語能力試験(JLPT)の受験希望者が多く、令和8年12月試験は受付期間が終わる前にN1〜N5の全レベルで締め切られたと伝えています。

そのうえで、在留資格「特定技能1号」と「育成就労」の在留申請では、JLPTのN4やN5の代わりに、JFT-BasicのA2.2やA1の合格でも要件を満たすとしています。JFT-Basicは基本的に全国11か所で毎月複数回行われ、判定結果がすぐに分かる試験です。申込みはインターネットからできます。

JLPTの公式サイトも2026年9月28日に「日本語能力試験以外の日本語試験について」を掲載しました。受験希望者の急増で、国内でも海外でも受付を早く締め切らざるを得ない事態が起きていると説明しています。在留資格の取得のために受験する人には、特定技能1号と育成就労ならJFT-Basic、「技術・人文知識・国際業務」などならBJTビジネス日本語能力テストといった、ほかの試験の活用を検討するよう求めています。

現場への影響:採用予定者の日本語試験を確かめたい店長・人事へ

  • JLPTの12月試験を前提にした予定は、組み直しが必要になる場合があります。 出入国在留管理庁の案内では、12月試験はN1〜N5の全レベルが締め切られています。受験を予定していた採用候補者がいれば、申込みが済んでいるかを確かめる必要があるとみられます。
  • 特定技能1号と育成就労はJFT-Basicで代えられます。 案内では、JFT-BasicのA2.2やA1の合格でも在留申請の要件を満たすとしています。毎月複数回行われるため、受験の時期を選びやすくなるとみられます。
  • 育成就労は、入国時の日本語試験が必須ではありません。 育成就労制度Q&Aでは、就労開始前にA1相当以上の試験に合格するか、A1相当の講習を100時間以上受けることを求めています。試験に合格しなければ入国できないわけではない、とも説明しています。

育成就労は2027年4月1日(令和9年4月1日)に始まります。どの国から受け入れられるかは育成就労の協力覚書、バングラデシュと作成で整理しています。

明日からできること:店長・人事のチェックリスト

  • 採用を考えている人が、JLPTの12月試験に申し込めているかを本人や登録支援機関に確かめる。
  • 申し込めていない場合は、JFT-Basicの受験日程と会場を国際交流基金のサイトで確かめる。
  • 特定技能1号で採用する場合は、分野ごとの技能試験の日程もあわせて確かめる。
  • 育成就労で受け入れる予定があれば、A1相当の試験か講習のどちらで要件を満たすかを監理支援機関と決めておく。
  • 技術・人文知識・国際業務などで採用する人が日本語試験を使う予定なら、BJTも候補になるかを確かめる。
  • 要件の判断に迷う点は、地方出入国在留管理官署や外国人在留支援センター(FRESC)に相談する。

YOLO BRIDGE の視点

日本語試験の申込みが取れないと、採用や在留資格の手続の時期がずれる可能性があります。試験を受ける時期や会場を本人だけに任せず、会社側も受験計画を一緒に確かめることが、入社までの見通しを立てやすくすると私たちは考えます。ただ、試験に合格した後の職場で、日本語の壁がどの程度残るかは出典では示されていません。

試験に合格していても、職場の決まりや生活の手続で分からないことを抱えたまま働く人はいるとみられます。YOLO BRIDGE は、会社のサポート担当として外国人スタッフの質問に応える AIバディー(先行体験受付中)を通じて、離職につながる前の小さなサインに気づく土台づくりを支援します。詳しくは YOLO BRIDGE のご案内 をご覧ください。

よくある質問

特定技能1号の日本語試験は、JLPTでなくても大丈夫ですか?
JFT-Basicでも要件を満たせます。出入国在留管理庁の案内(2026年10月5日掲載)では、特定技能1号と育成就労の在留申請で、JFT-BasicのA2.2やA1の合格によっても要件を満たすとしています。
育成就労では、来日前に日本語試験に合格していないといけませんか?
合格していなくても入国はできます。出入国在留管理庁の育成就労制度Q&Aでは、就労開始前にA1相当以上の試験に合格するか、認定日本語教育機関などでA1相当の講習を100時間以上受講することを求めています。
育成就労から特定技能1号に移るときは、どの日本語試験が必要ですか?
A2.2相当以上の試験の合格が必要です。出入国在留管理庁の育成就労制度Q&Aでは、例としてJFT-BasicのA2.2相当やJLPTのN4を挙げています。詳しい要件は監理支援機関や地方出入国在留管理官署に確認してください。

出典:出入国在留管理庁(2026年10月5日)/日本語能力試験(国際交流基金・日本国際教育支援協会)(2026年9月28日)/出入国在留管理庁(2026年10月15日) ※事実関係は各出典でご確認ください。

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本記事は、報道・公的機関などの公開情報を元に、YOLO JAPAN 株式会社が運営する YOLO BRIDGE が独自に解説したものです。事実関係は各出典でご確認ください。「YOLO BRIDGE の視点」は当社の見解であり、法的・個別の助言ではありません。当社は外国人スタッフの定着支援サービス YOLO BRIDGE を提供しており、記事内で紹介する場合があります。